
レストラン「凪浜」の「凪浜クロメ丼」
大分市の佐賀関地区商工農漁業連携協議会(上野輝芳会長)は、佐賀関市民センターで「佐賀関丼」の試食会を開いた。旬を迎えた“関の味”を手軽な丼料理で味わってもらい、味覚観光の推進につなげるのが目的。
協議会の会員十七人が出席。「関もの食の名店会」に加盟する三店では、二月ごろから旬のクロメやブリを使った丼を試験的にメニューに加えている。この日は会席料理店「祐乃介」と「関あじ・関さば館」のレストラン「凪浜」の丼料理を試食した。
祐乃介を経営する渡辺浩史さん(48)=同名店会長=が腕を振るう「佐賀関丼」(八百円)は開発中で、この日はブリとアジの刺し身とクロメを、ごまベースのたれであえた一品を出した。
凪浜の「凪浜クロメ丼」(七百円)は、ブリとイサキの刺し身とクロメ、生卵などを、しょうゆベースのたれであえている。二月限定で販売したが好評で、三月以降もしばらく継続することにした。「少し辛めの味なので食が進むようです」と関あじ・関さば館の藤井満久店長(64)。
試食をした会員は「卵とクロメがよく合う」「ごま風味としょうゆ風味の、中間の味もいいのでは」と話していた。
道の駅さがのせきでは、しょうゆで味を付けたクロメを焼いたサバにかけた「クロメ丼」(八百四十円)を販売中。「店によって味に個性を出し、丼を佐賀関の名物にしたい」と渡辺さん。
「丼を提供する店を増やすなど、多くの人に季節に応じた関ものを味わってもらいたい」と協議会は話している。
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