
ニコッと笑顔を見せる陽斗ちゃん=29日午前11時、国東市の桜八幡神社
すくすく育ってますよ―。視覚障害があり、時々、ヘルパーの手を借りながら夫婦で子育てをしている鈴木満さん(37)、富美子さん(37)=宇佐市=が二十九日、長男の陽斗(まさと)ちゃんを連れて、国東市の桜八幡神社でお宮参りをした。
神社は桜満開。陽斗ちゃんは時折、ニコッと笑顔を見せながら富美子さんに抱かれていた。満さんは白杖(はくじょう)で少しずつ前を確かめながら富美子さんの手を引き、一歩一歩、境内を進んだ。夫婦はさい銭箱にお金を入れ、一緒に手を合わせて、陽斗ちゃんの健やかな成長を願った。
夫婦は共に病気で視力を失った。満さんは四歳、富美子さんは十八歳だった。二人は二〇〇八年四月に結婚。十二月十一日に陽斗ちゃんが生まれた。
今年二月の退院直後は二十四時間、ヘルパーが付き切りで夫婦の子育てを見守っていたが、二週間後には半分の十二時間に。今では、午前中の二時間と夕方の二時間半だけになったという。
「もく浴時の見守りと、ミルクを作る量を見てもらっているだけ。後は自分たちでしっかりやってます。担当医に『順調に育ってますよ』って太鼓判をいただき、うれしくって」と富美子さん。
満さんも「ヘルパーさんから、陽斗が目で私たちの姿を追っていると教えてもらいました。歩きだすのも、話し始めるのも早いかも。成長が楽しみ」と笑顔で話した。
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