
最後に出席者全員で校歌を合唱=29日
本年度いっぱいで閉校する中津市耶馬渓町の柿坂小学校(安部みな子校長、八人)で二十九日、閉校式が開かれた。地元関係者も大勢集い、百二十五年の歴史を誇った地区のシンボルとの別れを惜しんだ。
在校生をはじめ、卒業生、教職員、地域住民、統合先の城井小学校関係者ら約二百五十人が出席。市教委の秋吉妙子教育委員長が閉校までの経過を報告。金山忠也閉校式実行委員会長=顔写真=が「地区が支えた学校。閉校は寂しく、苦しい選択だったが、永遠の母校として心に残しましょう」とあいさつ。
新貝正勝市長のあいさつに続き、安部みな子校長が「学校を守り、育ててくれた関係者の皆さんに感謝します」、尾川久高PTA会長が「心に残る式典。柿坂小学校ありがとう」と母校、地元関係者に謝意を示した。
この後、児童会長の尾川翔太君(12)ら児童八人が、地区に伝わる伝説「参賀のせき」の演劇を披露。式典に花を添えるとともに、劇終了後は一人一人が思い出を発表。出席者全員で校歌を歌い、母校に別れを告げた。
柿坂小は一八八四年、下郷大島小柿坂分教場として開校し、一九〇八年に柿坂尋常小として独立した。五九年の百六十六人をピークに児童数が減少。ここ数年は過疎化、少子化が急速に進み、一けたに。二〇〇八年、在校生保護者の意見を尊重し、同町内の城井小への統合が決まり、〇九年度から在校生六人中五人(一人は大分市へ転校)がスクールバスで通う。
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