
純白の大コブシの花=27日午後、玖珠町
玖珠農業高校尾篭(おごもり)農場(玖珠町大隈)の大コブシが、純白の花を咲かせている。町指定の天然記念物。
農場のコブシは推定樹齢八十年以上、幹回り約六・八メートル、根回りは約四・九メートルで、日本一の大木と考えられている。一九九八年の環境省の調査では、全国二位の大きさだったが、一位の木がその後枯れた。台風の多い九州で、これほどまで大きく育つのはまれだという。
「田打ち桜」や「種まき桜」とも呼ばれ、「コブシの花が多い年は豊作」と開花の状況によって気候や作柄を占う習慣もあるとか。ことしは二年に一回の表年とあって、昨年よりたくさんの花が付いた。ピークは過ぎたが、美しい花の白とともに、バニラのような甘い香りで訪れた人を楽しませている。
つり橋も映えます 道の駅そばの菜の花畑
○…町内川原の道の駅せせらぎ郷かみつえ(嶋崎今朝則駅長)に隣接する休耕田(10アール)の菜の花が見ごろ。地元の川原老人クラブ(23人)が昨年秋に種まきしたもので、黄色い花々が来訪者をもてなしている。100年前から生活道として使っている、すぐそばのつり橋とのコントラストも風情満点。嶋崎駅長は「上津江でぜひ春を感じて」とにっこり。
“千年桜”優しいピンク 幸又のエドヒガンザクラ
○…町内幸又地区の川村光男さん(86)方の裏山に咲く、推定樹齢300年の大ザクラは今が満開。地元に”千年桜”の愛称で親しまれており、幹回りは約4メートル、高さ15メートル。四方に広がった枝張りはそれぞれ20メートルにもなる大きさで、周囲のスギたちに負けない風格。緑に囲まれて優しいピンクの花を咲かせている。60年前から見守っている川村さんの妻チヅ子さん(80)は「ことしは少し色が淡いような。風に舞って散る姿も見事ですよ」。
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