大分県教育委員会は二十七日、臨時会を開き、有罪判決を受けた富松哲博審議監=起訴休職中=を地方公務員法(信用失墜行為の禁止)違反などで懲戒免職にした。
県教委は判決言い渡しと並行する形で教育委員会を開いた。富松審議監が二十万円分という高額の商品券を元部下から受け取ったことだけで懲戒免職に相当すると判断。地裁が「わいろ」と認定し、有罪判決が出たことを含めて処分を決定した。富松審議監が三十一日付で定年退職する前に、最も重い処分を科した。
一連の汚職事件で、県教委が懲戒免職にしたのは七人となった。
委員会後、小矢文則教育長と麻生益直教育委員長が会見。麻生委員長は「学校現場に根深い不信感を抱かせ、教育行政に対する県民の信頼を著しく失墜させた」と一連の不祥事を謝罪。部下への処分について小矢教育長は「直属の部下であり、誰よりも責任を感じている」と述べた。
小矢教育長や教育委員の監督責任について、麻生委員長は「昨年十月に実施した処分に含まれている」と述べ、小矢教育長を含む教育委員への新たな処分はしない方針を示した。
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