
火縄銃を手にした豊後大友宗麟鉄砲隊の面々。左端が大倉正憲隊長
「豊後大友宗麟鉄砲隊」(大倉正憲隊長、十五人)が、大分市で古式火縄砲術の保存と歴史の伝承活動をしている。貴重な工芸品でもある火縄銃を保存するとともに、国内でいち早く火縄銃の製造に乗り出した豊後大友氏の進取の気性を学び、広く紹介することを目指していて、各地で演武を披露している。
鉄砲隊は四年余り前、古式火縄銃の愛好者だった塚本政弘さん(故人・初代隊長)のもとに仲間が集まり、発足した。隊員は「豊後火縄銃保存会」(秦洋一会長)の会員でもある。
隊全体で、全国各地から集めた幕末の古式火縄銃六丁を所有している。中には二十キロもの重さがある大筒もある。各隊員は甲冑(かっちゅう)を骨董(こっとう)品店から取り寄せたり、手作りしたものを着用して演武に臨む。
火薬を詰めて発砲するまで、所定の動作があり、それらは塚本さんが調べ、情報収集するなどしたもの。隊員は毎週土曜、豊後大野市の射撃場に集まって練習し、細かな動きを確認している。
「火薬を詰めたり、縄に火を付ける一連の動作が確実に決まるまでは発砲しない」と大倉隊長。
二十八日には大分市の高崎山の春休みイベントで、高崎山おさる館横の芝生広場で演武を披露する。午前十時、大友宗麟の詰め城だった高崎山の万寿寺別院に甲冑姿で参拝した後、同十一時から伝統の所作を紹介する。
問い合わせは豊後大友宗麟鉄砲隊(TEL097・542・6668)まで。
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