別杵速見地域広域市町村圏事務組合のごみ処理施設「藤ケ谷清掃センター」の建て替え事業で、建て替え工事や管理運営を担う企業グループを決めるため二十七日に実施予定の入札は、応募者がなく不成立となる見通しとなった。同事務組合は再度、入札公告を行うことになるが、二〇一四年度の稼働を目指すスケジュールは厳しさを増している。
センターの建て替え事業は昨年十二月三日に入札公告。総合評価一般競争入札方式で、参加を希望する企業グループは三月二十七日に提案書を提出。五月中旬に落札者を決めるスケジュールだった。
関係者によると、当初、五つの企業グループが入札への参加を表明していた。しかし三月上旬、事業の必須条件となっている焼却灰のセメント化を担当する企業が入札の条件に難色を示し、辞退の意向を示したという。この企業は五つのグループすべてに加わっていたため、二十六日までに全グループの代表企業が入札への不参加を同事務組合に伝えたという。
センター建て替えをめぐっては昨年、地元事業者が受注しやすいよう求める意見が出たことなどから、事業者等選定委員会が紛糾。協議の遅れから入札公告を二度延期したため、落札者決定の時期は既に計画より約二カ月遅れている。
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