
「山移の料理を味わって」と話す愛菜グループの窪田エツ子代表
中津市耶馬渓町山移の食品加工グループ「愛菜グループ」(窪田エツ子代表、十二人)が、地区に伝わる郷土料理のレシピ集「山移の伝統料理」を作った。伝統の味を知ってもらおうと、十八、十九の両日、活動拠点の「ほのぼの茶屋」で試食会を開く。
きっかけは主力メンバーの窪田セイ子さん(77)、竹井睦子さん(77)、井手上スミ子さん(77)の地元素材を使った料理。同茶屋では昼定食(三百円)が人気で、調理の合間に先輩から飛び出す料理名を「山移出身なのに知らないものがあった」(窪田代表)。
そこで地元の伝統料理を次世代につなげるとともに、新たな名物にできないかと企画。
料理を作るたびに材料、作り方などを書き留め、半年がかりで、鶏肉、コンニャク、ニンジン、ゴボウ、サトイモ、ネギを煮込んだ「にぐい」など二十一品のレシピを一冊にまとめた。
試食会(バイキング形式で料金は三百円)は、二十一品(五十人分)すべてを準備する。「地区では一月十四日に『よしのみ』を食べる習慣がある。わたしは六十年間欠かしたことはないが、今の人はしなくなった。仏事料理も略式化が進む。時代の流れだが、守っていかないと」とセイ子さん。窪田代表は「素朴でおいしい地区自慢の料理を味わって」と呼び掛けている。
ほのぼの茶屋は、県道28号沿いの持田バス停北側にある。
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