
協定を結んだ九州ジージーシーの水本勝清社長(右から2人目)と牧剛尓市長(同3人目)ら
竹田市門田でモヤシを製造する「九州ジージーシー」(水本勝清社長)は、生産量を増やすために工場を増設する。市と同社は五日、市役所で増設に伴う協定を結んだ。
同社は一九九〇年、名水で知られる入田地区の同所で創業。業績を伸ばしてきたが、工場が老朽化し、手狭になっていた。近年、同社の岡山工場から九州に出荷するなどコストがかかっていたため、新たな工場用地を探していた。
最終的には、きれいで豊富な水が確保できる竹田での増設になったという。
増設する施設は鉄筋一階建て(約二千九百平方メートル)。六月に完成予定で、既存の施設の改修を加えた事業費は約四億円。計画では、一日約四十トンの生産量を約五十トンに増やす。新たに十一人を雇用する予定。
市は市内で工場を増設、新設する企業に助成をする条例を制定。企業誘致や業務拡大を促すため、二〇〇七年に要件を大幅に緩和するよう改正している。同社の増設や雇用が予定通り進めば、条例が適用される。
協定書に調印した水本社長は「品質面もアップする。いい状態のモヤシができることが一番の喜び」とあいさつ。牧剛尓市長は「竹田のモヤシが名産として広がってほしい」と期待している。
このほか協定には、同社が地域社会との融和や協調に努めることなどが盛り込まれている。
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