
芸術監督を務める篠崎史紀
県文化スポーツ振興財団は二〇〇九年度「いいちこグランシアタ・ジュニアオーケストラ」を結成し、音楽を通した人づくりと文化振興に取り組む。いま四月四、五の両日、大分市のいいちこリハーサル室で開く第一回オーディションの参加者を募集している。
昨年、いいちこ総合文化センターが十周年を迎えたことを機に「県民に良質な音楽を鑑賞してもらうだけでなく、未来の県の芸術文化を担う人づくりにも力を入れていきたい」と、子どもの豊かな感性を育て、仲間づくりを進めることなどを目的に、本格的なジュニアオーケストラの設立準備を進めてきた。
オーケストラの芸術監督はNHK交響楽団コンサートマスターの篠崎史紀(バイオリン)。篠崎は現在、東京でジュニアオーケストラを指導しており、財団が人づくり事業として一昨年から開いている「MAROプロジェクト」(県内の若手演奏家のオーディションとコンサート)の芸術監督を務めていることから、協力を依頼したところ、快諾した。音楽監督は県立芸術文化短大准教授の川瀬麻由美(バイオリン)。
募集しているのはバイオリン、ビオラ、チェロ、コントラバス、フルート、オーボエ、ファゴット、ホルン、トランペット、トロンボーン、チューバ、打楽器の各パート。いずれも日本でトップレベルのNHK交響楽団奏者をはじめ、県内外の一流奏者が講師を務める。月二回程度の練習や合宿などを経て来春、第一回の演奏会を開く予定。
応募資格は〇九年度の新小学三年生から十九歳までで、大分市内で開く月二回程度の練習に参加できる人。第一回オーディションの締め切りは三月二十日(必着)。四月以降にも随時、オーディションを開く。
審査は面接と楽器演奏で行うが、川瀬音楽監督は「うまい、下手といった演奏技術ではなく、熱意を見る。音楽が大好きな子にたくさん集まってもらいたい」と話している。申し込み、問い合わせは同財団(TEL097・533・4004)。
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