
調査は昨年12月から実施
臼杵市教委は二十六日、同市野津町烏嶽にある木所遺跡の発掘調査結果を公表。市内深田の国宝臼杵石仏周辺の遺跡が機能していた時期と同じ十二世紀末―十三世紀初めごろ、同所には河川の通行を管理するような施設となる掘立柱建物があったことが分かった。市教委は「石仏が造られた時代の野津地域と臼杵地域の動きを探る上で重要な手掛かり」としている。
調査は農業基盤整備工事に先立ち、昨年十二月から実施してきた。発掘面積は約四千平方メートル。
発掘の結果、鎌倉時代ごろの十二世紀末―十三世紀初めの地層からは、掘立柱建物四棟の跡が見つかった。市教委は「近くの野津川の河川通行を管理するような施設だったのではないか」とみている。また、室町時代の地層からも同様の掘立柱建物一棟の跡が見つかった。
このほか、同所に旧石器時代まで川があったが、鎌倉時代までの間に埋められてしまったことも分かった。
市教委は三月一日午後一時半から、現地説明会を開く。雨天決行。長靴や運動靴を着用のこと。駐車場が狭いため、公共交通機関の利用を呼び掛けている。最寄りのバス停は藤小野バス停。問い合わせは市教委文化財課(TEL0972・63・1111)へ。
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