
東回り、西回りの2コースで試験運行する循環型アートバス
全国有数の観光地・由布院温泉(由布市湯布院町)で、由布院盆地に点在する文化・観光スポットを巡る「循環型アートバス」が期間限定便として登場した。長年の懸案である交通混雑の緩和を図り、盆地中心部に集中しがちな観光客に周辺部にも足を伸ばしてもらうのが狙い。
アートバスは、将来に持続可能な同温泉の発展策を検討する「由布院サスティナブル・ツーリズム協議会」(会長=桑野和泉・由布院温泉観光協会長)が三月十五日まで、試験的に運行する。観光客にマイカーを控え、公共交通機関で移動してもらうことで渋滞を減らす「パーク&ライド」の観光地づくりの一環。
盆地の東回り、西回りの二コースがあり、いずれもJR由布院駅を発着。午前九時―午後四時までの時間帯に定時に出発し、美術館やギャラリー、史跡が点在する盆地周辺部をメーンに周回する。観光客がのんびりと美術鑑賞や散策を楽しめるよう、途中で下車や乗車ができるパス(乗車券)も販売。
由布院温泉では近年、中心部に駐車場が急増した。しかし、行楽期や週末には依然として激しい交通混雑が発生し、市民生活に影響を与えている。旧町時代の二〇〇二年には渋滞緩和策を模索する交通実験にも取り組んだが、渋滞対策の決め手を見いだせていない。
由布院観光総合事務所は「中心部の交通渋滞をいかに減らすかが長年の課題。由布院にはちょっと離れた周辺部にもお勧めの散策場所や文化施設がたくさんある。アートバスに乗って渋滞を緩和し、併せて由布院の新たな魅力を知ってほしい」と話している。
パスは一―四日分まであり、料金は五百―千二百円(小学生以上、観光施設の割引特典付き)。由布院温泉観光案内所(JR由布院駅内)などで販売中。問い合わせは同事務所(TEL0977・85・4464)。
[PR]セントラル短資FX
※無断転載を禁じます。 当ホームページに掲載の記事、写真等の著作権は大分合同新聞社または、情報提供した各新聞社に帰属します。
Copyright (c) 2008 OITA GODO SHIMBUNSHA