県は二十七日、「おおいた産業活力創造戦略2009」を発表した。副題は「今こそ おおいたの底力」。経済環境の激変に対応した緊急対策の実行を強調し、産業集積の進化や優秀な人材の育成・確保などの重点施策をまとめた。
現状の経済について「輸出型産業の生産調整や低迷で中小企業の雇用不安が生じ、しばらくは厳しい状況が続く」と指摘した。
底力を高める戦略として、雇用創出に向けた企業誘致やIT(情報技術)導入による地場企業の体質強化を掲げた。さらに、高校生や大学生の県内就職促進と同時に、小学生の段階からものづくりに触れる実践的な授業を取り入れ、地場産業ニーズに応じた人材の育成に努める。
具体的には、モーターの小型化といった二酸化炭素(CO2)排出削減に貢献する産業機器開発をはじめ、次世代型研究開発を推進する。早期離職対策では、学生らがしっかりした職業選択ができるよう、県教委との連携を強化する。
地域の特性を生かした商店街づくりなど、商業の振興や大分ブランドの確立も、柱の一つとした。
県商工労働部は「景気変動に負けない体質強化を進めながら、次のステップへの新しい芽を育てていきたい」と話している。
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