
富士弁当や写真集、ピンバッジなどの寝台特急「富士」関連グッズ
写真集、CD、弁当、菓子―。アイドル並みのグッズをそろえて売り出されるのは、三月十三日の出発で運転を終了する寝台特急「富士」の関連商品だ。JR九州大分支社には全国からグッズを買い求める人の問い合わせが相次いでいる。最終日には、お別れイベントも予定しており、多くの鉄道ファンが訪れそうだ。
ブルートレインの愛称で親しまれている富士は、東京と大分を約十七時間で結び、一九六四年から四十五年間、毎日運行。昨年十二月に廃止が決定してから、別れを惜しむ全国の鉄道ファンが殺到しており、最終便までの乗車券はほぼ完売状態。最終日(三月十三日)分は発売十秒で売り切れた。
廃止決定後、同支社は運輸、営業、総務企画など各課からメンバーを集め、「富士プロジェクト」を設置。アイデアを出し合い、イベントや関連グッズの企画、販売を手掛けている。
グッズは三月一日から主にJR大分、別府両駅の売店で販売する。富士の写真入り特製乗車券やオレンジカード、キーホルダーのほか、菓子や駅弁など多岐にわたる。
ユニークなのが、運転席や客席、車内アナウンスの音声を収録したCD。映像はなく、起動音やブレーキ音などを楽しむCDだが、同支社は「運転士のアイデアから生まれた商品。車内の臨場感が味わえる」とPRする。
最終日、JR大分駅構内で行う「お別れイベント」では、元かぐや姫の森進一郎さんが歌う「なごり雪」をBGMに最後の出発をする予定という。同支社は「運転終了まで二週間余り。多くの人に見送ってほしい」と話している。
[PR]セントラル短資FX
※無断転載を禁じます。 当ホームページに掲載の記事、写真等の著作権は大分合同新聞社または、情報提供した各新聞社に帰属します。
Copyright (c) 2008 OITA GODO SHIMBUNSHA