
ふっくらとした御所人形風の顔が特徴の「おぼこ雛」
玖珠町森のわらべの館二階展示室で、「わらべの館ひなまつり」が開かれている。町内の旧家などから提供を受けた十五組のひな人形が展示されている。入場無料。三月三十一日(月曜日休館)まで。
展示されている中の逸品は、昭和初期の作品で御所人形作家十三世面屋庄三作の「おぼこ雛(ひな)」。ふっくらとした御所人形風の顔が特徴。スペースがなく一部の展示なのが惜しい。
大正末期の制作とみられる「置上(おきあ)げ雛」は、竹の軸に厚紙と布を張り付け、飾りに仕上げた珍しい作品。手作りの木目込み人形で、ひな人形飾りにまとめた趣味の作品や、ミニ人形セットなども目を楽しませてくれる。
わらべの館周辺は、町の修景事業で古い町並みの姿が戻り、ひな人形を公開する家庭もあることから、「通りを周遊しながら、ひな人形を楽しんでもらおう」と、同館が今回初めて企画したイベント。
中川英則館長は「ひな人形は十四家庭の協力で快く提供を受けた。展示室の清田コレクションとともに、見学者に喜ばれています」と話していた。
問い合わせは同館(TEL0973・72・6012)へ。
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