
熟すと実が紫になるタロッコオレンジ
日出町大神の大星昭雄さん(76)方の農園で二十三日、熟すと実が紫になるオレンジ「タロッコオレンジ」が収穫された。
大星さん方のハウス(十アール)に農協や市場の関係者ら約三十人が集まって収穫祭があった。辛島雄三郎日出町農協組合長が「紅ハッサクと並ぶ期待の品種。PRに努めたい」とあいさつ。来賓の工藤義見町長が祝辞を述べた後、たわわになった実を収穫した。
今シーズンの収穫量は、昨年六月の日照不足の影響で約四トンに減ったが、玉太りはよく、おいしいミカンに仕上がった。貯蔵後、三月二十日ごろから大阪、神戸、北九州などの市場に出荷する。「日の出太郎っ子オレンジ」の名称でJA日出町でも直販する。
タロッコオレンジはイタリア南部地方原産のオレンジを国内向けに改良した品種。大星さんが県果樹研究所津久見試験地から一九九三年に穂木三本を譲り受け、マーコットに接ぎ木して増やした。アントシアニンを多く含むため紫色になり、香りがいいのが特徴。
町内では六戸で栽培しており、来年は大星さん以外の農園でも出荷できる見込み。
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