大分のニュース

情報共有に課題 南日本造船事故で検討会

[2009年02月24日 10:08]

 大分市青崎の南日本造船大在工場で起きた労災事故で、現場で救急活動をした災害派遣医療チーム「大分DMAT(ディーマット)」の対処を検証する運営検討会議が二十三日夜、大分市の県医師会館であった。昨年二月のDMAT発足後、初の大規模な事故現場への出動だったが、隊員は「混乱なく医療活動に当たることができた」と振り返る。しかし、関係機関の情報共有や連絡体制の整備を求める声も上がった。
 事故は一月二十三日に発生。建造中の船に架けたタラップが落下して作業員二人が死亡、二十四人が重軽傷を負った。大分市消防局の要請で、DMAT指定の五病院(大分市、由布市)から二十六人が出動した。
 検討会議には県内の消防機関、DMAT隊員ら約百人が参加。大分市消防局が事故概要や初動態勢を説明した後、DMAT隊員や患者受け入れ病院の医師が対応や課題を発表した。発生から約一時間で、最初のDMATのチームが現場に到着した。隊員は「その段階で救命措置が必要な負傷者はなく、搬送順位を決める作業が中心だったため混乱はなかった」と話す。一方、負傷者七人を同時に受け入れた病院は「一度に診察したため混乱した」という。
 課題は情報共有。隊員は「出動したが、最初は詳細な状況が分からなかった」「病院から現場に向かう途中で、被害者状況などの情報が入ってこなかった」という。DMATの出動要請があれば救急車が隊員を同乗させて現場に向かうが、大規模災害になれば多くの救急車が現場に直行するだけに「隊員を運ぶ手段を確保することが課題」とも述べた。今後、県などは迅速に情報伝達できるよう体制整備を進める。

県内過去のニュース

2月18日

2月17日

2月16日

2月15日

2月14日

2月13日

2月12日

2月11日

2月10日

2月09日

2月08日

2月07日

2月06日

2月05日

2月04日

2月03日

2月02日

2月01日

1月31日

1月30日

1月29日

1月28日

1月27日

1月26日

1月25日

1月24日

1月23日

1月22日

1月21日

1月20日

1月19日

[PR]セントラル短資FX

※無断転載を禁じます。 当ホームページに掲載の記事、写真等の著作権は大分合同新聞社または、情報提供した各新聞社に帰属します。
Copyright (c) 2008 OITA GODO SHIMBUNSHA