
大分市議選の開票作業をする市職員=22日夜、県立総合体育館
◆解説◆前回の大分、野津原、佐賀関三選挙区が統合され、初めて全市一区で行われた市議選。多くの政党が立候補者数が現有議席を超えない守りの選挙を展開する中で、民主党は改選前の民主党系会派に所属の現職も含め一議席増えた。一方、自民党は全体的に伸び悩み、麻生内閣の支持率低下に象徴される“逆風”の影響は否めない。
合併から四年が経過し、市民が一体感や目標意識を共有できているかを検証し、必要な対策を講じなければならない。
JR大分駅南側の再開発は複合文化交流施設の在り方を含めて具体的な将来像がなかなか見えてこない。雇用創出や福祉の充実、コミュニティーの再生など市政の課題は山積している。
財政状況が厳しくなる中で、多様なニーズにどう対応していくのか、議会の論議がこれまでにも増して重要になる。
県人口の三分の一が集まる大分市は、地方分権の受け皿となるべき力を備えた自治体。四月には議会の基本理念などを定めた議会基本条例が施行されるが、条例を“絵に描いたもち”にしないためにも、議員一人一人が資質を高めるとともに、市民の声に耳を傾け、政策に反映させる取り組みが求められている。
[PR]セントラル短資FX
※無断転載を禁じます。 当ホームページに掲載の記事、写真等の著作権は大分合同新聞社または、情報提供した各新聞社に帰属します。
![]()