別府市教委は十七日、全国学力・学習状況調査(全国学力テスト)の結果をインターネットで公表した。三月初旬をめどに、小中学校のすべての保護者を対象に公表の目的や結果の概要、今後の取り組みなどを載せたダイジェスト版も配る。辻修二郎学校教育課長は「学力調査をきっかけに、学校・家庭・地域が一体となって別府の子どもを育てたいとの願いから公表した」と話している。
市教委によると、ダイジェスト版の配布は県内で初めて。インターネットには別府市の国語と算数(数学)の平均点、子どもの生活習慣と学力との関連などを示す資料を掲載している。「公表が生かせる土壌づくりを」(郷司義明市教育長)と、PTAや保護者に、公表の趣旨を文書などで事前に説明してきたという。
結果によると、全項目で全国平均を1・5―6・3ポイント下回っており、市教委は「結果を厳しく受け止める。全国平均を当面の目標に、具体的な改善策を立てる」と総括。日常的な指導主事の派遣や教育環境の条件整備、教職員研修会の充実などの強化を掲げた。
全国学力テストの結果を自主的に公表した市町村に対し、県が配置する「学力向上支援教員」は要望しない方針。
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