
会頭空席問題で、人選作業の経過を報告する会頭推薦準備委員会の牧二郎委員長(右)=16日、大分商工会議所
会頭職が空席となっている大分商工会議所の二月常議員会が十六日、同商議所で開かれ、「会頭推薦準備委員会」が経過報告をした。同委員会は現時点で候補者選定に至っていないことを明らかにした。商議所では二十六日の通常議員総会(予算総会)での会頭選任を目標にしていたが、またもや候補者が決まらない情勢になった。
経過報告をした牧二郎委員長(大分商議所常任相談役)は「候補を絞り込んで粘り強く就任を要請したが、受託をしていただくことができなかった」と説明。「もう一度ねじを巻き直して、一刻も早く会頭候補の推薦ができるよう努力する」と理解を求めた。
選任の具体的方法や時期的なめどについては触れなかった。出席議員から異論は上がらなかった。
会頭選任は総会に諮る必要があり、定款では総会提出議案は常議員会で協議する。今回の常議員会で会頭人事の議案が盛り込まれなかったため、二十六日の段階での会頭選任はなくなった。
大分商議所は昨年十一月末付で、安藤昭三前会頭(81)が「世代交代」を理由に退任。十二月から野上勝久副会頭(68)が会頭職務執行者(会頭代行)を務めている。
会頭推薦準備委員会は昨年十月、安藤前会頭の退任表明を受けて設立。副会頭など幹部九人で人選作業に当たってきた。退任を直前に控えた十一月の常議員会・全員協議会合同会議では、時間的制約などからまだ人選に至っていないと報告。後任が決まらぬまま会頭不在となった。
今回またも候補者が決まらなかったことで、ますます混迷の度を深める会頭人事問題。県経済界トップが長期不在の異常事態へと発展しつつある。
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