
「第4等レンズ」(右)から「高光度LED灯器」に交換
百年間ありがとう―。一九〇一(明治三十四)年から豊後水道を照らし続けてきた関埼灯台(大分市佐賀関)の「第四等レンズ」が役割を終え、十三日、省エネ型の「高光度LED(発光ダイオード)灯器」に取り換えられた。
同レンズは一八七〇年にイギリスで作られた。光を一つの方向に集める構造で、発明者の名前から「フレネル・レンズ」と呼ばれる。関埼灯台が設置された一九〇一年に取り付けられて以来、一日約十三時間、明かりをともし夜間の航行を見守ってきた。
LEDへの交換で、消費電力はこれまでの30%に抑えられる。これまでは七十日間隔で電球を交換していたが、LEDは十年以上交換の必要はないという。光度は落ちるが、第七管区海上保安本部交通部光波標識課の麻生佳孝主任技術官は「適度な光度で、以前よりも見やすくなるのではないか」と話している。
レトロなデザインを多くの人に見てもらおうと、取り外したレンズは関崎海星館に展示する。
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