
従業員に付き添われて避難する買い物客=15日午前10時50ごろ、大分市府内町のトキハ本店
十五日午前十時二十分ごろ、大分市府内町のトキハ本店五階北側の女子トイレで、プラスチック製のベビーシート(高さ約五十センチ、幅約三十センチ)が燃えているのを従業員が見つけ、消火器で消した。約八百人いた客全員が一時、店外に避難した。
大分中央署や市消防局によると、燃えたのは和式トイレ内に設置していたベビーシートと、隣の洋式トイレのトイレットペーパー。従業員がトイレから黒い煙が出ているのに気付いた。火の気がない場所で、出火原因を調べている。
同店は客全員を店外に避難誘導し、従業員(約九百人)も避難した。同十時四十分ごろ、市消防局に一一九番通報。安全が確認された午前十一時すぎに営業を再開した。
親せきの見舞いで大分に来ていた大阪市の野中治久さん(72)=自営業=は「地下で買い物中、避難を呼び掛けるアナウンスが続けざまに四、五回あった。訓練かと思った」。大分市田尻の主婦(52)は「二階にいた。最初は驚いたが、煙もなく、客は落ち着いて行動していた」と話した。
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