
五色幣を投げ入れる従者ら
疫病や災いをはらい鎮める宇佐神宮の伝統行事「鎮疫祭(ちんえきさい)」(県選択無形民俗文化財)が十三日、宇佐市の同神宮境内にある末社・八坂神社であった。
上宮での本殿祭の後、神職七人と白丁(はくちょう)姿の従者十四人が、約三メートルの竹に五色の紙を付けた七本の「五色幣(ごしきへい)」を携えて神社前の広場に。到津克子権宮司が祝詞を奏した後、従者が広場から神社に向け勢いよく五色幣を投げ入れた。
集まった参拝客は家内安全や無病息災に御利益があるとされる五色幣の一部を持ち帰ろうと、先を争って紙片などを取り合い。地元南宇佐の永松美代子さん(62)は「(手に入れた紙は)友達にあげたり、一年間無事に過ごせるよう玄関に飾ります」と話していた。
八坂神社は、かつて神宮境内にあって神仏習合の象徴だった弥勒寺の守護神。会場では舞楽「蘭陵王」の奉納もあった。
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