
大分市府内町の空き店舗内を見学する参加者
大分市中心市街地の商店街に出店したいと考えている人に物件を紹介する「空き店舗ツアー」が十三日、開かれた。市内外から約三十人が参加し、空き店舗十カ所を訪れて立地、建物や設備の状況などを細かくチェックした。
まちづくり会社「大分まちなか倶楽部」が、空き店舗を見てもらって出店につなげ、中心市街地の活性化を図ろうと初めて企画。不動産会社の協力を得て、店舗内部もじっくり見ることができるようにした。
参加者は、府内町や中央町の空き店舗を見て回り、市中心市街地活性化基本計画の事業で完成したばかりのテナントビル「wazawaza」(ワザワザ)にも訪れた。
花や雑貨を販売する店の出店を計画している大分市内の三十歳代の経営者男性は「中心市街地は個性的な店が多いが、人通りが減少しているので、郊外店の方が魅力的に見える。安価な駐車場を整備するなどして人通りを取り戻してほしい」と話した。
説明役を務めた不動産会社の担当者は「中心市街地の家賃はバブル期に比べると三割近く安くなり、敷金の額も下がっている。不景気の影響もあって、かつてはすぐに埋まった物件も空いており、中心市街地に出店する好機」とPR。
大分まちなか倶楽部の牧昭市タウンマネジャーは「中心市街地の活性化には、魅力的な店の出店が不可欠。出店希望者の相談は随時受け付けている」と話している。
問い合わせは大分まちなか倶楽部(TEL097・573・7377)。
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