
由布市が一般競争入札で売却する「海の家つるみ」の本館=佐伯市鶴見
由布市は、赤字運営を理由に二〇〇七年度で廃止した市営交流体験施設「海の家つるみ」(佐伯市鶴見)を含む市有財産を一般競争入札で売却する。遊休財産を処分して歳入確保を図るのが目的。市有施設を売却するのは市発足後、今回が初めて。
海の家は、旧湯布院町が一九九一年、姉妹町を結んでいた旧鶴見町の中越浦地区に総事業費約一億四千六百万円をかけて建設した。宿泊室が四室ある本館のほかキャンプ施設なども整備した。
豊後水道に面していて周囲の自然は豊かだが、近年は利用が低迷して赤字運営が続き、市は昨年三月末に廃止した。
市は「海の家は面積が広く複数の施設がある」(市契約管理課)として▽本館(鉄筋コンクリート二階建て)▽更衣室・倉庫として使用した木造平屋の二棟▽研修棟だった木造平屋―の三件に分割し、それぞれ土地・建物の入札を実施する。
市によると、三件を合わせた参考価格の総額は二千二十万七千円。旧町が投入した総事業費の二割にも満たないが「一般競争入札で少しでも高額で売却できればありがたい」と話している。
入札日は三月九日。当日は由布市内の市有地三件の入札も行う。受け付けは二十七日まで。市のホームページ(http://www.city.yufu.oita.jp/)で入札対象の物件一覧・調書などを公開している。問い合わせは市契約管理課財産管理係(TEL097・583・1111、内線1323)。
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