キヤノン関連工事の受注をめぐる脱税事件で、法人税法違反容疑で逮捕された元県議会議長、長田助勝容疑者(80)が二〇〇三年と〇四年、同容疑で逮捕された大分市のコンサルタント会社「大光」社長、大賀規久容疑者(65)から計三百万円の政治献金を受けていたことが十四日、分かった。同じ佐伯市出身の二人の親密な関係が、あらためて浮き彫りになった。
資金管理団体「長田助勝後援会」が県選挙管理委員会に提出した政治資金収支報告書によると、〇三年十二月と〇四年十二月、大賀容疑者から同後援会に百五十万円ずつの寄付があった。大光監査役だった大賀容疑者の兄も、〇三―〇六年の四年間に、計六十万円を寄付している。
長田容疑者は、大光やグループ会社の役員をしていたほか、二〇〇〇―〇七年まで、キヤノン関連施設の用地造成工事を鹿島に計約八十億円の随意契約で発注した県土地開発公社の理事も務めていた。同容疑で逮捕された長女の美穂容疑者(47)も大光グループの“金庫番”だったとされる。
献金のあった〇三年は、長田容疑者が県議に七選され、キヤノンが大分市に工場の建設を表明、公社が鹿島と用地造成工事の契約を結んだ年に当たる。
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