大分のニュース

手数料相場の倍 大賀容疑者、鹿島に要求

[2009年02月15日 09:39]

 キヤノン関連施設工事をめぐる脱税事件で、工事の受注を狙った大手ゼネコン鹿島が大分市のコンサルタント会社「大光」社長大賀規久容疑者(65)側の要求に応じて支払った「仲介手数料」は割高なことが多く、受注額の5%になるケースもあったことが十四日、関係者の話で分かった。(23面に関連記事)
 大型工事受注の際、コンサルタント会社に渡す手数料は通常、受注額の1―2%程度とされており、鹿島は“相場”の二倍を超える要求にも対応しようと裏金の捻出(ねんしゅつ)を始めた可能性が浮上。東京地検特捜部は不正な資金工作の経緯について捜査している。
 関係者によると、大賀容疑者は鹿島に対し「手数料を出してくれたら、キヤノン関連工事を受注できるようにする」などと持ち掛けていたが、その際、受注額の3―5%の手数料を求めたことがあったという。
 大型工事受注の際の仲介手数料は通常1―2%で、経費として認められるのは最大3%程度(複数のゼネコン関係者)とされる。
 このため鹿島は、正規の手続きで準備できる手数料を超える分については、複数の下請け業者に水増し発注し、上乗せ分を還流させるなどの方法で捻出した裏金で賄うようになったという。
 こうしてつくられた裏金は、手数料名目以外にも大賀容疑者に提供。鹿島大分営業所(大分市)には、約一千万円の現金が保管されていたこともあり、大賀容疑者から要求があればすぐに応じられるよう備えた裏金だったとみられる。
 大賀容疑者は約九億七千万円を隠し、二億九千万円余を脱税した疑いで逮捕されたが、「裏金の授受はなく、手数料は税務申告した」と容疑を否認しているという。

県内過去のニュース

2月18日

2月17日

2月16日

2月15日

2月14日

2月13日

2月12日

2月11日

2月10日

2月09日

2月08日

2月07日

2月06日

2月05日

2月04日

2月03日

2月02日

2月01日

1月31日

1月30日

1月29日

1月28日

1月27日

1月26日

1月25日

1月24日

1月23日

1月22日

1月21日

1月20日

1月19日

[PR]FX

※無断転載を禁じます。 当ホームページに掲載の記事、写真等の著作権は大分合同新聞社または、情報提供した各新聞社に帰属します。
Copyright (c) 2008 OITA GODO SHIMBUNSHA