
スーパードラッグノザキ羽屋店では約30種類のマスクを販売
県内でインフルエンザの流行が始まった一月上旬から、家庭用マスクが飛ぶように売れている。全国マスク工業会によると「昨年度の全国販売数の十五億枚を上回るのは確実」という。花粉の季節となり、花粉症対策マスクの販売も好調で「しばらくは品薄状態が続きそう」と小売店の担当者も驚くほどだ。
県内にドラッグストア十五店を展開するノザキ薬品の加来謙二第二営業部部長は「昨年末から売れ始め、一月末には品切れになることもあった。まとめ買いが今年の傾向。アニメキャラクター入りの子ども向けマスクは特に売れ筋」と話す。同社では、約三十種類のマスクを販売。一月は、前年対比220%の売り上げだったという。
昨年、厚生労働省の専門会議は新型インフルエンザ対策の一つとして、一般家庭での市販マスクの備蓄を推奨した。全国マスク工業会の藤田直哉専務理事は「販売量は昨年度比150%以上の伸び。新型インフルエンザ対策としてまとめ買いした人も多いようだ」と指摘。「予防効果だけでなく、使いやすさやデザインなどに考慮した商品をメーカーが次々と開発したことが売り上げ増につながっている」と話している。
県健康対策課によると、今シーズンのインフルエンザの発生状況は、一月十九日から同二十五日までの一週間(患者数二千九百九十七人)をピークに徐々に減っている。「マスク着用で百パーセント予防できるわけではないが、有効な対策。うがいや手洗いとともに着用を徹底してほしい」と呼び掛けている。
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