
「第5回全日本邪馬台国論争大会」について発表する第30代ミス卑弥呼の西村さん(後ろ)ら=13日午前・宇佐市の宇佐神宮
一九七七年に宇佐市に建国されて次々にユニークな企画を打ち出したが、約二十年前から“鎖国状態”となっていたミニ独立国「新邪馬台国」の開国が十三日、宣言された。不況が猛威を振るい世の中が悲観一色に染まる今こそ、「ユーモアと笑いの復権が必要」と決起。邪馬台国ブーム再燃という追い風も受け、五月に開国第一弾イベントとして、二十三年ぶりに「全日本邪馬台国論争大会」を復活させる。
同国はムラおこし運動に取り組む若者らがロマンあふれるユートピアを目指し、春の園遊会や後進国首脳会議「USA(うさ)サミット」などパロディー精神に富むイベントを企画。大きな宣伝効果を生んで観光振興に寄与したが、八六年ごろから休止状態となっていた。
論争大会は江戸時代から続く邪馬台国論争にアマチュアの奇想天外な発想やアイデアを取り入れて決着をつけよう―と、八〇年代に計四回開催。
五回目となる今回は五月十七日に宇佐神宮であり、論者五人の発表や討論を予定している。この日の記者発表には大会実行委員会のメンバーや第三十代ミス卑弥呼(ひみこ)の西村葉月さん(21)が邪馬台国風の衣装で出席。新邪馬台国建設公団の高橋宜宏総裁が開国を宣言した後、実行委員長の西太一郎市観光協会長が「『我こそは』という論を戦わせ、元気を取り戻そう」とあいさつした。
論者を募集しており、希望者は論文(二千字以内)を書いて送ること。応募は同協会(TEL0978・37・0202)へ。締め切りは三月末。
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