
「近寄らず、遠くから見守ってね」=13日
杵築市山香町鶴成の田に十三日、国の天然記念物、コウノトリ一羽が飛来した。日本野鳥の会県支部によると県内でコウノトリが確認されたのは昨年末の佐伯市直川の二羽に次いで二例目。
コウノトリは体長一メートルぐらい。足輪はついてなかったようだという。
町内鶴成の農業、鶴成宏さん(65)が二、三日前に一度、小谷地区で見かけた。この日は午前九時四十分ごろ、自宅近くの田んぼにいるのを見つけ、友人の山香町観光協会長の松原保則さん(62)に連絡。松原さんが午前九時五十分ごろ、写真を撮影した。
コウノトリは警戒する様子もなく、三十分余り田のあぜを歩いていたという。鶴成さんは「あまり見たことのない大きな鳥なのでびっくりした」、松原さんは「後で調べてコウノトリと分かった。珍しい鳥に出合えてうれしい」と話した。
コウノトリは国内種は絶滅しているが、兵庫県豊岡市の県立コウノトリの郷公園が人工繁殖して放鳥するなどの取り組みをしている。
日本野鳥の会県支部事務局長の高野橋豊さん(68)は「コウノトリの郷公園が放鳥した鳥の子どもなのか、中国から飛来したのかは分からない。警戒心が強いので近寄らず、遠くから見守ってほしい」と話している。
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