
音楽のあふれる喫茶店を目指し、毎週集まり、音楽を楽しむメンバー。右端が店長の赤星昭彦さん
大分市明磧の国道442号沿いに、ドラムやギターに店内を”占領”された小さな喫茶店「チョコ ミント」がある。毎週月曜の夜、営業を終えた店にフォークソングが好きな仲間たちが集まり、演奏や歌の練習に励んでいる。「自分たちの演奏する曲の中で、客にくつろいでもらいたい」と、メンバーらは音楽喫茶の夢を描いている。
店長の赤星昭彦さん(38)が「フォークソング好きの人たちと集い、演奏を楽しみたい」と、インターネットの掲示板でメンバーを募集したのは二〇〇七年の冬。
大分、別府、国東市から女性二人を含む三十―五十代の見ず知らずの大人七人が集まった。職業は会社員や主婦など。学生時代にバンド活動をしていた男性、子育てが一段落してギターを弾いてみたいと思った女性、何よりフォークソングが好きな人―などさまざま。
グループ名は赤星店長にちなんで、赤い惑星を意味する「レッド プラネッツ」。〇八年三月から約三時間の夜間練習を開始した。みんな音楽好きとあって演奏を始めると表情は一変。音階や音量、テンポなどに神経を集中し、真剣な表情。
演奏を終えると一転して和やかな雰囲気になり笑いが漏れる。滝口恭仁さん(48)=国東市=は「居心地が良くて、毎週来るのが楽しみ」とにっこり。神田昌利さん(51)=大分市=は「ここでは懐かしい曲を楽しめ、青春時代に戻れる」と話す。
赤星さんは「練習を始めたころは、たまに集まれたらいいと思っていたが、いつしか毎週集まるようになっていた。将来は、このメンバーで客に演奏を楽しんでもらう音楽喫茶にしたい」と夢を膨らませている。
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