
「子どもたちも喜んでくれてうれしい」と滝尾小の上野真教諭
大分市滝尾小学校(矢野武文校長・八百九十六人)の上野真(まこと)教諭(33)が、教育論文コンクール「わたしの教育記録」で最高賞の「特選」に輝いた。「信じられない。子どもたちも喜んでくれているのが、とてもうれしい」と喜んでいる。
コンクールは、日本児童教育振興財団(東京都)が、教員が実践した取り組みを広く紹介する目的で毎年開催している。今回は全国の小学校から高校までの教員から約二百件の応募があった。
上野教諭の論文は、二〇〇七年度に担任を務めた五年四組(三十三人)の学級経営の記録を基にしたもの。「一年間の記録を何らかの形で残したい」と、「合言葉は『キズナ』~自己存在感・自己決定を大切にした学級経営~」のタイトルで初めて応募した。
「自分で判断し、責任を持って行動する力を培うことで、学級は児童にとって楽しい場になる」と考えている上野教諭。
実践例には、(1)児童一人一人が持ち味を発揮できるよう、係は自由に設立可能にし、必ずなりたい係になれるようにする(2)学級レクリエーションの企画、運営を児童に任せ、議論して協力する力をつける―といった取り組みが含まれる。
論文は、(1)取り組みの新しさ(2)子どもの様子が伝わる内容か―などを大学教授らが審査。「多くの先生の参考になる」と高い評価を受けた。
上野教諭は「記録が少しでも教員の参考になり、また、いろんな方から助言もいただければありがたい。これからも、より子どもが楽しめる学級づくりに努力します」と笑顔で話した。
※無断転載を禁じます。 当ホームページに掲載の記事、写真等の著作権は大分合同新聞社または、情報提供した各新聞社に帰属します。
Copyright (c) 2008 OITA GODO SHIMBUNSHA