
「えひめAI」を作るNPO法人「福祉コミュニティKOUZAKI」のメンバー
大分市本神崎地区のNPO法人「福祉コミュニティKOUZAKI」(高橋政行理事長)は、生ごみを減量する「段ボールコンポスト」や環境浄化微生物「えひめAI(あい)」の培養など、環境に優しい取り組みに力を入れている。地域への普及を目指し、7日午前九時半から佐賀関公民館である「環境を考える集い」で作り方を紹介する。
地元の神崎海水浴場(同市本神崎)では過去、アカウミガメの産卵が確認されている。昨夏にも砂浜で大きなカメが目撃された。これがきっかけとなって「地元でふ化したウミガメが戻ってくるよう、きれいな海にしよう」という機運が高まり、昨年十一月から環境事業に取り組み始めた。
まず家庭から出るごみを減らそうと、由布市の挾間生活学校「るぽ」から、残飯を肥料にする段ボールコンポストの作り方を習った。以来、コンポストでできた肥料を地域の花壇にまいている。
えひめAIは、愛媛県で製造している業者から製法を伝授してもらった。メンバーは神崎公民館に集まっては、納豆、ヨーグルト、ドライイースト、三温糖を湯と混ぜて菌を培養。浄化槽や生ごみの消臭などに活用している。
「生活排水を浄化することが、海をきれいにする第一歩。多くの人が自宅で手軽に培養液を作れるよう、製法の試行錯誤も重ねている」と稲生亨事務局長(63)。
メンバーは、環境を考える集いで、段ボールコンポスト作りや海岸清掃などの取り組みを紹介する。「一人でも多くの人に、環境について考えてもらいたい。そして行動へ一歩を踏み出してほしい」と、来場を呼び掛けている。
[PR]セントラル短資FX
※無断転載を禁じます。 当ホームページに掲載の記事、写真等の著作権は大分合同新聞社または、情報提供した各新聞社に帰属します。
Copyright (c) 2008 OITA GODO SHIMBUNSHA