
県内企業やものづくり産業の魅力を紹介した副読本
県と県教委は、県内の経済や社会を支えるものづくり産業の魅力を小学生に知ってもらおうと、副読本を作製した。小学五年生(約一万一千二百人)と担当教諭らに配布し、社会科や総合学習に役立てる。
副読本は「おおいたものづくり発見!ブック」(A4判四六ページ)。一年前から部局横断的に若手県職員十九人でプロジェクトチームを結成。現場取材を重ねて独自に編集した。企業は百二十五社を取り上げた。
主人公の「つばさくん」が、自宅から登校する光景から始まり、学校生活や社会見学の様子へと場面が展開。子どもが興味をそそられるように、ストーリー性を持たせた。
県内には素材メーカーや造船会社が集中する臨海工業地帯のほかにも、半導体や自動車産業が集積。進出系企業を部品供給などで支える中小企業や一次産品を生かした加工業者も多い。
副読本にはフローリング(床)やトイレの便器、ごみ袋など身の回り商品から、鉄製品や家電部品、事務、医療品など、それぞれのシーンごとに多種多様な製品が登場する。それらがどの企業で生産されているのか、工場の写真なども交えて簡潔に紹介している。
シェアが全国トップクラスの企業や主要産業については、「もっと知りたい!」コーナーで詳しく解説。科学知識や生産データなどを集めた「一歩進んだ豆知識」欄も設けた。巻末には取り上げた全企業の住所と連絡先が分かる索引も。二〇〇九年度も新五年生に配布する予定。
県商工労働部は「県内には魅力ある企業がたくさんある。社会見学などにも活用してもらい、仕事について考えるきっかけにしてほしい」と話している。
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