
アロマオイルを使って、メンバーに体の緊張をほぐしてもらう入院患者
別府市の西別府病院で、アロマセラピーを通じて入院患者と触れ合うボランティアグループ「ミント」(安部洋子代表)が活動を始めた。医療的な効果に注目する病院側も全面的に協力。メンバーは「癒やしやリラックスにつながる。長期療養のためベッドで過ごすことの多い人たちに喜んでもらえれば」と張り切っている。
市内外のアロマセラピストやマッサージ師、同病院の医師、看護師ら計七人で構成。昨春まで活動していたグループが解散したため、患者らの要望を受けて有志が新たなグループをつくった。
一月下旬に活動開始式があり、一緒に活動する「ハーティストクラブ」のメンバーが暖房器具と加湿器を同病院に寄贈。ヒーリング音楽が流れるアロマ室で、アロマオイルを使いながら、六人の患者の手や足、背中をゆっくりとほぐした。
アロマセラピーは近年、美容だけでなく産科などの医療現場でも注目を集めている。同病院は全国三つの国立病院機構との共同研究として、重症心身障害児者病棟の患者らを対象に臨床効果を調べている。排便効果や自律神経の安定、緊張をやわらげる効果を実証できつつあるという。
筋ジストロフィーで入院している堀明美さん(53)は「心もほぐれ、穏やかなひとときを過ごすことができる」。安部代表(45)は「言葉を発することができない患者さんもいるが、表情や体の様子で喜びを感じているのが分かる」と話す。
メンバーが足りないため、月に二回のペースで活動。ボランティアを募っている。問い合わせは同病院(TEL0977・24・1221)へ。
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