
高齢者の指導を受け一生懸命もちをつく子どもたち
由布市挾間町の柏野自治区(小野篤自治委員)は一日、国道210号の同尻橋先交差点で「交通安全もち」を配った。このもちは、自治区の子どもから高齢者まで三世代の住民が一緒についた。交通安全活動を通じて世代間の交流を深めようと、“中間層”に当たる自治区の青壮年部(後藤勤部長=顔写真右)が企画した。
柏野自治区は百十七世帯・約三百二十人。近年の宅地開発で小さい子どもがいる家庭が増え、世代間交流を望む声が出ていた。このため、二十―六十歳の住民でつくる青壮年部が世代を問わず参加できる活動として、交通安全もちの配布を発案。自治区の老人クラブと子ども会に呼び掛けて、初めて実施した。
この日は朝から住民が公民館に集まり、子どもたちが高齢者や保護者から手ほどきを受けて、ぺったんぺったん。つき上がったもちは女性たちが手際良く丸めた。交通安全もちは紅白もち二個一組を袋詰めにして、計二百袋を準備した。
同尻橋先交差点では、子どもと保護者が一緒に信号停車中のドライバーに「安全運転をお願いします」と手渡した。母親と参加した牧之瀬陽祐ちゃん(5つ)=顔写真左=は「渡すときはちょっと恥ずかしかったけど、みんなで配って楽しかった」とにっこり。
配布後、公民館では由布高校郷土芸能部(麻生英志部長、十四人)が伝統の庄内神楽を上演。住民は手作りのおでん、もちをほお張りながら楽しいひとときを過ごし、触れ合いを深めた。
後藤部長(56)は「各世代がもっと“顔”の見える関係になれば、住民同士に自然と会話が生まれ、自治区に活気が出るはず。今後も三世代交流を続けたい」と話した。
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