
新日本石油とのネーミングライツ契約が更新された九州石油ドーム
J1大分トリニータのホームグラウンド「大分スポーツ公園総合競技場」(大分市)の名称が、来年二月末まで、引き続き「九州石油ドーム」のままとなることが二日、分かった。新日本石油(本社・東京)と結んでいるネーミングライツ(命名権)の契約満期が今月末に迫っていたが、同社が一年間・七千三百五十万円(税込み)で契約を更新した。広瀬勝貞知事が定例会見で発表した。
九石ドームの命名権は、二〇〇六年二月に九州石油(当時)が三年間・二億一千万円で取得。昨年十月、同社は新日本石油グループと経営統合したが、九石ドームの名称はそのまま引き継いでいた。
県は新日本石油と契約の更新に向けた協議を続けてきたが、昨年末から急激に経済情勢が悪化したこともあり、同社の判断が注目されていた。広瀬知事は会見で「こういう経済状況なので心配していたが、取りあえず一年間の延長が決まって良かった」と述べた。
県によると、新日本石油の経営陣が昨年、数回にわたって九石ドームを視察。県文化スポーツ振興課は「サッカーなどによる地域貢献、施設や名称が地元に親しまれていることなどに理解を得られたのが契約更新につながったのではないか」と説明している。
更新決定に、大分トリニータを運営する大分フットボールクラブの古沢進二広報部長は「九石ドームの愛称はトリニータサポーターにも親しまれているので良かった。昨シーズン、勝ち星を重ねた“験”のいい名称のスタジアムで今年も試合ができる」。新日本石油精製大分製油所総務グループの金崎高士さんは「サポーターも愛着を持ってくれている『九石』の名称が残ってうれしい」と話した。
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