
公演する活弁士の麻生八咫さん
豊後大野市三重町出身の活動写真弁士(活弁士)麻生八咫(やた)さん(57)=埼玉県在住=を支援する「八咫MUGEN苦楽部」の設立総会が一月三十一日、同市三重町のエイトピアおおのであった。総会後は八咫さんによる記念公演もあり、多くのファンが活弁を楽しんだ。
記念公演には、市内外から約百人が集まった。「国定忠治」「瞼(まぶた)の母」の二本を上演した。
タキシードに大きなちょうネクタイ姿で八咫さんが登場すると、大きな拍手。「映写用意。スタート」。八咫さんの合図で無声映画がスクリーンに映し出され、独特の口調が会場に響いた。
「国定忠治」の名せりふ「赤城の山も今夜を限り…」を来場者と一緒に発声するワークショップもあり、公演を盛り上げていた。
総会には約二十人が出席。会長に加藤孝昭さん(三重町)、副会長に黒木真治さん(同)、三浦光子さん(同)を選出した。
加藤会長は「ファンが集まり、後援会を設立できた。文化の薫る歴史が築かれると思う」と述べた。
八咫さんは「三重町で生まれて本当によかった。温かい気持ちを支えに頑張りたい」と謝辞を述べた。
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