大分市荏隈の県社会福祉センター(大塚貞二所長)は三十日、いじめや虐待などの相談でセンターを訪れた児童の精神状態や氏名など二百八十九人分の個人情報を扱ったノートパソコン一台を紛失したと発表した。ただ、これらのデータは既に削除されており、特殊なソフトがなければ復元できないことや、起動には十二けたのパスワードが必要で、個人情報流出の危険性は極めて低いという。
同センターは、新しいパソコンの導入に伴い、昨年末から古いパソコンのデータを移行。データを削除したノートパソコン数十台を事務所内の三カ所に分けて置いていたが、二十二日、このうちの一台がなくなっていることが分かった。
紛失したパソコンは、二〇〇六年から〇八年にかけて使われ、同センターに相談に訪れた児童(百五十七人)の心理的な特徴などの判定票や面接記録表、障害児施設に入所している児童(百三十二人)に対する県の支援額を決める重度加算関係資料―の作成に使用されたという。
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