
浜田博市長(左端)にリニューアルの概要を説明する岡本典之社長(左から2人目)=30日午後、別府市役所
昨年十二月から休園している別府市の老舗遊園地「別府ワンダーラクテンチ」について、経営する遊戯機器メーカー「岡本製作所」(大阪市)は三十日、今年のゴールデンウイーク前に、自社運営で営業再開を目指していることを明らかにした。岡本典之社長らが市役所を訪れ、浜田博市長に報告した。
現在の構想では、園内南側の遊具を撤去。芝やハーブなどを植えてフラワーパーク的な憩いの広場を設けるとともに、足湯、イチゴ狩りなどの体験施設を整備する。動物はそのまま飼育。総事業費は数億円で、年間二十―三十万人(二〇〇七年度は約七万人)の入場者を見込んでいる。
岡本社長は「今年六月に八十周年を迎えるため、何とか頑張っていこうと思っている。遊園地のイメージを少し離れ、ゆっくりしてもらえる場所にし、子どもからお年寄りまで楽しめる施設にしたい」と説明。浜田市長は「市とともに歩んできた施設。可能な限り手伝いたい」と話した。
同製作所は昨年七月、入場者減少による業績不振を理由に経営からの撤退を表明。施設の売却先を探したが、「(許可事業である)ケーブルカーの譲渡が難しく、不況の影響でなおさら厳しくなった」として自社での再開を決めたという。
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