
乙種防火管理者講習を受講し、講師の話を熱心に聞く県北地域の農泊経営者ら=28日、宇佐市の県北部振興局
県内の農村民泊の安心と安全性向上を図る「県農泊安全レベルアップ講習会」が、二十七日から県内各地で始まった。NPO法人県グリーンツーリズム(GT)研究会の主催で、農林漁業体験民宿経営者やその開業希望者といったGT実践者が対象。内容は宿泊客の安全・安心にかかわる防火管理、食品衛生、救急救命の三種類で、農泊向けの講習会開催は全国初の取り組みという。
農泊経営者は三種類の講習をいずれも受けなければならないという法的な義務はないが、「より質の高いおもてなしを目指そう」と約百人が受講を申し込んでいる。乙種防火管理者講習は今月末まで三カ所で、食品衛生責任者講習は三月初めまで九カ所で、普通救急救命講習は二月中旬まで六カ所であり、修了者には公的機関からの修了証が交付される。
二十八日に宇佐市の県北部振興局であった防火管理者講習には、同市や豊後高田市などの経営者ら約七十人が受講。県消防設備安全協会の登録講師から消防設備の点検や火気使用の監督などについて説明を受け、メモを取りながら熱心に耳を傾けていた。
同研究会の宮田静一会長は「安心や安全面をレベルアップさせて農泊の商品価値を高めたい」と話していた。
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