
建設工事が進む現場=日田市大山町
日田市大山町西大山の筑後川水系赤石川で、治水、利水を目的とした大山ダムの建設が進んでいる。現在までの進ちょく率は57%。本年度末には60%に達する見込み。建設に当たる水資源機構大山ダム建設所は「大きな事故もなく、工事は順調」と二〇一二年度末までの完成を目指している。
ダムのコンクリートの重さで貯水池の水を支える重力式コンクリートダム。堤高は九十四メートル。総貯水容量は約千九百六十万立方メートル。洪水調節のほかにも、新規利水として一日当たり十一万三千立方メートルの水道水を下流の福岡県内に送り込む。
〇七年四月からダム本体の工事に着手した。コンクリートは、ダム周辺の山から採石した安山岩を材料に、破砕、製造する現地調達型。昨年八月から本体コンクリートの打設が始まった。周辺では、付け替えの県・市・林道の工事が進んでいる。見学者用の案内所も設けた。
ダム建設で水没する四十一戸の補償契約は既に完了した。総事業費は約千四百億円。
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