
南日本造船本部事務所に家宅捜索に入る捜査員=29日午前8時54分
建造中の船に架けたタラップが落下し、作業員二十六人が死傷した惨事から六日。二十九日午前、大分市の南日本造船大在工場などに県警の捜索が入った。
同市青崎の大在工場では、午前八時五十四分、県警の捜査車両二台が工場の正門をくぐった。背広姿でキャップをかぶり、白い手袋をした捜査員十人が、アタッシェケースなどを持ち、一列になって工場事務所に入った。
同工場の捜索は約二時間半で終わり、午前十一時二十分すぎ、捜査員が押収した事故関連の書類を入れた青いプラスチック製の箱四個を抱え、事務所を出た。
同工場によると、この日は関連会社を含む作業員約三百人が出勤。事故で工事がストップしている自動車運搬船の業務を除き、再開した仕事について「粛々とこなしている」という。県警の捜査員が事務所に入った後も、関係業者が正門で警備員に声を掛け、車で出入りしていた。
同市須賀の本部事務所にも午前九時前に捜査員十人が入り、捜索した。
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