
昨年の「九重氷の祭典」の協賛イベント「第10回西日本氷彫刻コンテスト」で金賞に選ばれた作品
九重町で昨年まで開かれていた「九重氷の祭典」にかかわった関係者の間で、二月に「九重“夢”大吊橋」や九重森林公園「スキー場」内で、氷の彫刻を展示発表する準備が進められている。
この企画は、九重氷の祭典で氷の彫刻を披露してきた日本氷彫刻会九州地方本部が、祭典の中止で発表の場がなくなったことから、地元の関係者に氷彫刻作品(一基)の寄贈と展示場所のあっせんを依頼。これを受けた関係者が、町や同スキー場に協力を求めて実現させた。
展示される氷彫刻作品は、大吊橋の北方側ゲートそばの広場に、町などが提供する「五重塔」や「牛と御所車」など三基と、スキー場に「自由の女神」の一基。いずれも高さは二メートル程度の作品になる。
作品の制作は二月六日午後から開始。同地方本部の会員が粗削りした氷を現地に持ち込み、同夜までに仕上げ、七日から一般に公開する。展示の期間は天候に左右されるが、氷が安全な間は続ける予定。
九重氷の祭典は昨年二月の第二十回で中止になったが、氷の彫刻は第二回から会場に展示されてきた。第十回からはコンテスト形式で開かれるようになり、会員の技のレベルアップに役立ってきた。
「氷彫刻会員の間にも祭典の中止で腕を磨く場がなくなり、寂しさがあるようだ。以前の祭典の時期に合わせて企画した。スポンサーが付けば来年以降も続けたい」と関係者。
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