
農業法人への就職を希望する人たちの相談に乗る職員=28日、大分市のハローワーク
県と県新規就農相談センターなどは二十八日、農業就職相談会を大分、別府の両ハローワークで開いた。経済情勢の悪化で非正規雇用労働者が職を失う中、担い手不足に悩む農業分野を就職先の一つとして考えてもらうのが目的。
午前に別府市、午後に大分市のハローワークで開かれ、六十人ほどが訪れた。酪農、養鶏など約二十人分の求人について個別に説明を受けた。
大分市の無職男性(30)は「派遣社員も経験し、厳しさは分かっている。安定した正社員として働きたいと思っており、未経験だが農業も選択肢の一つ」と話した。
相談を受けた県の担当者は「予想以上の来場者で、三分の一以上が元派遣社員だった。就農へ意欲の高い人が多く、手応えを感じた」と話す。説明後には、三十人ほどが情報登録を済ませた。今後は希望と求人情報をマッチングし、個別面接に進むことになる。
河村敏夫県農山漁村・担い手支援課長(57)は「選択肢に入らなかった農業が、こうして知ってもらえたことは第一歩。丁寧なサポートで就農に結び付けていきたい」と話している。
来月中旬にも、同様の相談会をハローワークで開く予定。
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