大分市青崎の南日本造船大在工場で建造中の自動車運搬船に架けたタラップが落下し、二十六人が死傷した事故を受けて、佐伯労働基準監督署(三浦勝則署長)は二十九日に、佐伯と臼杵両市内の造船所に出向いて、労災事故防止に向けた緊急安全パトロールを実施する。
これに先立ち、二十七日には管内の造船所に対し、タラップの緊急自主点検を要請。臼杵、津久見、佐伯の三市内でタラップを使用する造船九社を対象とし、各社の安全担当者に要請書と点検項目を記した自主点検表を渡した。点検項目は(1)落下防止措置は十分か(2)人数制限や許容荷重表示をしているか―など。同監督署は、点検で問題が見つかった場合は改善するよう指導し、今月末までに点検結果の報告を求めた。
南日本造船大在工場の事故は二十三日午前九時半ごろ発生。二人が死亡し、二十四人が重軽傷を負った。県警や大分労働局は、タラップ先端のフック部分のボルトが折れたのが原因とみており、安全管理に問題がなかったか調べている。
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