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タミフル耐性型 県内初検出

[2009年01月28日 09:56]

「タミフル」(左)と「リレンザ」。リレンザは円形状のタブレットを吸入器に装着し、口から粉を吸い込む

 県は二十七日、県内で抗ウイルス薬タミフルが効かない「薬剤耐性インフルエンザウイルス」が初めて検出されたと発表した。遺伝子が変異して出現したもので、今シーズンは全国的に同様のウイルスが検出されている。
 昨年十二月末から今年一月上旬に県内で検出されたインフルエンザの「Aソ連型」ウイルス九例を県が調べたところ、すべてタミフル耐性に変異したタイプだった。
 国立感染症研究所(東京)によると、全国集計されたAソ連型ウイルスのうち約98%がタミフル耐性ウイルスであることが分かっている。このウイルスについては、別の抗ウイルス薬「リレンザ」は効くという。インフルエンザの別タイプ「A香港型」と「B型」からはタミフル耐性ウイルスは確認されていない。
 県は「タミフル耐性ウイルスの存在と、現在の県内のインフルエンザ大流行に因果関係はない」と説明。その上で「医師からの報告によると、タミフルが効いたケースもあるという。診察した医師が適切な薬(タミフル、リレンザ)を処方するので従ってほしい」とし、県民に冷静な対応を求めている。予防接種ワクチンは、基本的には従来通りの効果があるという。

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