
「SOS」が表示されたバス(写真左)と、赤く点滅するタクシーの非常灯(会社名が表示されている部分)=27日午前、県庁前広場
昨年から大阪府などでタクシー強盗事件が相次いだことを受け、県警は二十七日、タクシーやバスが緊急時に点灯する「非常灯」などについて理解を深める研修会を、大分市の県庁前広場で開いた。運転手や乗客に万が一の事態が起きた際、警察職員がいち早く“SOS”に気付き、適切な対応を取れるようにしようと実施。タクシーやバスが非常灯の点灯を実演した。
県警本部から約百五十人が参加。西川総一生活安全部参事官が「被害を最小限に抑止する対策を取っていかなければならない。適切に初動措置を取れるようにしてほしい」とあいさつした。広場には、タクシー三台と路線バス一台を準備。非常灯の点灯実演では、タクシー運転手が車外の表示灯(会社名を表示している部分)を赤く点滅させ、「非常事態」を周囲に知らせた。路線バスは車体後部の青ランプを点滅させるとともに、普段は行き先を示している電光表示に「SOS110番へ」と表示した。
県タクシー協会によると、非常灯は中型、小型のタクシー全車に整備しており「赤い点滅を見たら通報してほしい」。設置が約三割にとどまっている車内仕切り板の増設も進めるという。
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