
新感覚の作品など140点が並ぶ会場
第四十五回くらしの中の竹工芸展(大分合同新聞後援)が二十七日、別府市東荘園の市竹細工伝統産業会館で始まった。最高位の県知事賞には同市朝見の杉浦功悦さん(44)の作品「うねり」が選ばれた。二月八日まで。
美術性のみならず、商品性のある作品を顕彰しようと、別府竹細工の振興を図る「竹・ルネサンス」実行委員会が開催。昨年より二十八点多い百四十点の出品があり、全作品を展示している。
杉浦さんの県知事賞受賞は三回目。マダケを組み、らせん状にした高さ約五十センチ、横幅約四十センチのオブジェで、独自に生み出した新しい技法に挑戦した。「これまでの伝統工芸的な作風から趣向を変えた。今後も作風の幅を広げたい」と喜びを語った。
審査委員長の生野徳三さん(竹工芸家、大分市)は「繊細さがある。竹の節を生かすなどもう一工夫がほしい」と激励した。
同会館に所蔵される特別賞(九州電力メセナ賞)には同市石垣東の広井靖さん(51)の照明「tall boy(トール・ボーイ)」が選ばれた。
このほかの受賞者は次の通り。
▽別府市長賞 中岩孝二▽別府竹製品協同組合理事長賞 川端真弥美(以上別府市)▽別府竹製品卸商業組合理事長賞 長島誠(宇佐市)▽別府市議会議長賞 森脇けい子▽県竹産業連合会長賞 安部渚▽別府商工会議所会頭賞 清水貴之▽別府市観光協会長賞 佐藤尚康▽大分合同新聞社長賞 松川晃▽光雲斎賞 井和丸幸治(以上別府市)
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