
的を狙って矢を射る岩本稔さん(左)=20日
大分市横尾の二目川地区で二十日、室町時代から伝わる「百手まつり」があった。
弓矢で的を射抜いて無病息災や五穀豊穣(ほうじょう)を願い、その年の吉凶を占う伝統行事。「頭人(とうじん)」と呼ばれる祭主は地区内の五十九戸が輪番で務めており、今年は岩本巧さん(62)の担当。
神事や神楽の後、的矢の儀式があり、羽織はかま姿で正座した長男の稔さん(37)らが、約三メートル離れた的に矢を放った。観客からは「しっかり狙え」と声援。的に矢が当たるたび、拍手や歓声が上がった。
近くのたかお保育園の園児や明治小学校の児童も見学に訪れ、的射やもちまきを楽しんだ。
稔さんは、「歴史あるまつりが無事に終わりほっとした。ことしは“吉”ですね」と笑顔で話した。
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